
ここ関東でも栗が出回りはじめました。
栗、おいしいんですけど……下煮が大変なんですよね⋯⋯。
一般的には「一晩水に漬けてから鍋で30〜40分ほど煮る方法」が多いと思います。
やったことがある方は分かると思いますが、これ、なかなかの大仕事なんです。
そう思って検索しまくっていたところ、「圧力鍋なら短時間で栗を加熱できる」という方法を発見しました。
しかも、水に一晩漬ける工程も省けるようです。
これは試してみるしかない!
というわけで、今回は電気圧力鍋を使って栗を下煮してみました。
栗を茹でるなら圧力鍋がオススメ!茹で40分→加圧5分に時短
今回使ったのは、Instant Pot(インスタントポット)の電気圧力鍋「Duo Mini」という機種です。
一番小さいものですが、たっぷり約950gの栗を問題なく調理できました。
今回の方法をざっくりまとめると、こんな感じです。
- 生栗を洗い、底の部分に包丁で横一文字の切れ込みを入れる
- 圧力鍋に栗と水を入れ、「高圧・5分」にセットして加熱する
- 調理終了後、説明書に従って安全に減圧する
- 栗を取り出して茹で加減を確認する
- ザルにあけ、包丁で鬼皮と渋皮をむく
これだけ。
これまで「一晩浸水+40分煮る」だった栗の下煮が、今回の方法では加圧は5分(全工程の所要時間は15〜20分ほど)に短縮されました
※スイッチON→加圧→放圧 までの全工程にかかった時間
では、実際の手順を写真付きで紹介します。
圧力鍋で栗を下煮する方法
1. 生栗を洗い、底に横一文字の切れ込みを入れる

まず、生栗をよく洗います。
次に、栗の底にあるザラザラした部分に、包丁で横一文字の切れ込みを軽く入れます。
※栗は滑りやすいので、まな板にフキンやキッチンペーパーを敷いて滑り止めにすると、作業しやすくなります。
この切れ込みは、あとで鬼皮をむく時のとっかかりになります。
2.電気圧力鍋に栗と水を入れ、「高圧・5分」にセットする

電気圧力鍋に栗を入れ、栗が隠れるくらいの水を加えます。このとき、電気圧力鍋の内釜に表示されている容量の上限を超えないようにしてください。
今回は「高圧調理・5分・保温なし」にセットしました。
※写真では6分になっていますが、実際に栗をむいてみたところ、少し柔らかめに感じる栗もあったため、今回は5分を目安にしています。

なお、栗の大きさや量によって仕上がりは変わるので、加圧時間は調整してください。
※今回使用したのは、3Lサイズ・約950gの栗です。
3. 加圧後は安全に減圧し、茹で加減を確認する

はい、茹で上がりました。
調理終了のビープ音が鳴ったら、電気圧力鍋の説明書に従って減圧します。
クイックリリースで減圧しました。
蒸気が出切って圧力表示ピンが下がったことを確認してから、フタを開けます。
※圧力鍋は高温・高圧になるため、減圧方法やフタを開けるタイミングは必ず使用している機種の取扱説明書に従ってください。
フタを開けたら、栗を1個取り出して茹で加減を確認します。
4. 栗をザルにあけ、皮をむく

問題なければ、栗をザルにあけて粗熱を取ります。
あとは包丁を使って、鬼皮と渋皮をむけば下煮完了です。
まだ硬い栗は追加加熱する
もし栗がまだ硬い場合は、無理に皮をむかず、追加で加熱します。(今回の栗でも、個体によって多少の硬さの違いがありました。)
栗の大きさや状態によって仕上がりが変わるので、まず1個を割って確認してから、必要に応じて追加加熱するのがおすすめです。
圧力鍋で下煮した栗は鬼皮もむきやすい!
栗の皮むきといえば、握力の限界に挑むのが通例……。
ところが、圧力鍋で下煮した栗は、鬼皮が包丁でかなり楽にむけました。

渋皮も、ちょっとこそげると、ぺろりんと剥がれるものが多かったです。
もちろん、皮をむく作業そのものは残ります。でも、今までの「手が痛い!」「もうイヤだ!」「これはとんだ修行だ!」という感じがかなり軽減されました。
これは画期的!
まとめ:栗の下煮は圧力鍋で大幅時短!
今回、電気圧力鍋を使って栗を下煮してみたところ、かなりの時短になりました。
・一晩浸水→40分煮る方法から大幅に時短できた
・今回の3L・約950gの栗では「高圧・5分」を目安に下煮できた
・鬼皮が包丁でむきやすくなった
・渋皮も比較的むきやすかった
・硬い栗は追加加熱で調整できる
栗の下処理は面倒だから……と敬遠していた人も、圧力鍋を使えばかなりハードルが下がると思います。
「今まで40分も煮ていたのは何だったんだ……」
というくらい、個人的にはラクでした(笑)。
次回は、今回下煮した栗を使って作るスイーツ、「栗ジャム」の制作レポートを予定しています。
お楽しみに!

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