エッセイ

【初心者レビュー】北鎌倉・六国見山ハイキング!歩いて分かった反省点

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平たい土地のイメージが強い神奈川県南部ですが、実は気軽に登れる山がいくつかあります。

今回は、JR北鎌倉駅から歩いて行ける「六国見山(ろっこくけんざん)」をハイキングしてきました。きっかけは観光雑誌の鎌倉特集。「日帰りで行けるじゃん!」と思い立ち、さっそく挑戦です。

雑誌には「初心者向け」と書かれていましたが、私は超インドア派
しかもここ最近は負荷のかかる運動をほとんどしていません。

そんな運動不足の山登り初心者が六国見山を歩いたらどうなったのか?

実際に歩いて分かったおすすめルートや現地の様子、インドア派ならではのリアルな反省点(服装や靴の後悔など)を初心者目線でレビューします。

「普段運動しない自分でも登れる?」「どんな準備が必要?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

北鎌倉・六国見山ハイキングコースの基本情報

この記事の結論
・運動不足の初心者でもなんとか完歩できた(約3時間弱)
・ただし、登山口は少し(だいぶ)分かりにくい
・普通のスニーカーでも歩けたが、軽登山靴があると安心
・GoogleマップだけよりYAMAPアプリを併用した方が安心
・夏は水分・塩分補給を忘れずに!

では、ルート いってみましょー
こんな感じです⤵️

今回歩いたコースは、JR北鎌倉駅をスタートし、明月院通りから六国見山に入山→山頂を経由し、大船切通しと高野の切通しを見学してからJR大船駅へと抜けるルート(雑誌掲載の所要時間:約2時間30分)です。

六国見山の標高は147m。
低山なのでしょうが、いかんせんワタシは山登り初心者。
細心の注意を払ってハイキングしますぞ。

現実は小説より奇なり?!実際に歩いてみた!

やはり、Googleマップや旅行雑誌を眺めているだけでは分からないことがたくさんあります。実際に歩いてみると、想像以上に難儀なものでした。

スタート地点はJR北鎌倉駅です。
当日は超真夏日。暑さを避けるため、朝8時30分ごろ北鎌倉駅を出発しました。

ちょっと!登山口どこよ?!住宅街のど真ん中でいきなり道に迷う

このコース最初の関門は、まさかの「登山口探し」でした。
北鎌倉駅から明月院通りを歩くと、風情のある落ち着いた街並みが続きます。

ところが、明月院を過ぎると景色は一変。現代的な住宅街へと変わります。
地図では理論上「ここを左へ曲がれば登山口」となっているのですが……

どこ!? 全然分からない!!

住宅街の道が入り組んでいて、気づけば登山口を通り過ぎてしまいました。
しかも、そのまま鬼のような坂道を登ることに……。

初っ端から、幸先が悪いにもほどがあります。
Googleマップを見ながらルートを修正し⋯⋯

ようやく登山口らしき場所を発見。

……しかし、そこにあったのは、一見するとただの草むら。

道幅は肩幅ほどしかなく、「えっ、本当にここから入っていいの?」と思わず立ち止まってしまいました。

ここが六国見山か……! 住宅街から一気に鎌倉時代になる風景(というか山)

住宅街の裏手にある登山口へ一歩足を踏み入れた瞬間、景色は一変しました。

道というより、もはや獣道。

木の根が階段のように露出し、足を置く場所を探しながら登る急な上り坂です。

ここに立ち入った瞬間、思いました。

軽装備だったかな⋯⋯?!

そして、登山口に入る前に見かけたこの看板が脳裏によみがえりました。

マムシに注意。

ひえええええ! とんでもない所に来てしまったか!?!?

しかも、周りには誰もいません。
えぇ、人生初の山登り。まさかのソロ活です。レベル高すぎ!!!(無謀)

ホントに誰もいない。

少し後悔したのが靴選び

街中はここ数日ずっと晴れていたので普通のスニーカーで来たのですが、山の中は地面がしっとりしていました。

ところどころ滑りやすく、木の根をまたぎながら歩く場面も多くありました。

普段あまり使わない足の筋肉に力が入りっぱなし。
「軽登山用のシューズがあれば、もっと安心して歩けたかも……。」

そんなことを考えながら、急な登り坂をひたすらひたすら登ります。

ちなみに、普段の心拍数は75前後の私ですが、この坂では170近くまで上昇。
運動不足の体には、かなりハードでした。

展望台に到着

なんとか30分ほど歩くと、ようやく視界が開けます。

おそらくここが山頂です。
ベンチもありまして、休憩出来ましたー。

展望台を過ぎると、登山道の雰囲気も変わります

整備された階段が現れ、「ちゃんとハイキングコースなんだなぁ」と一安心。

……とはいえ、私は上りより下りの方が大変でした。体幹がなさすぎるんでしょうね…

さらに歩いていくと、野性味あふれる山道から一転、気持ちのいい雑木林が広がります。

木漏れ日の中を歩いていると、さっきまでの急坂が少し遠い出来事のように感じられました。

こうして六国見山を無事に下山。
登山口からここまで、およそ1時間ほどの山歩きでした。

圧巻の大船切通し&高野の切通し

六国見山を歩いていて面白いと感じたのが、「山」と「街」が何度も入れ替わることです。

山を下りると、そこにはごく普通の住宅街。「もうハイキングは終わりかな?」と思いながら住宅街の端を歩いていくと、再び歴史を感じる景色が現れます。

それが、大船切通です。

もちろん現在の姿は整備されているのでしょうが、重機もない時代に人の手でこんな道を切り開いたと思うと、その土木技術には驚かされます。

さらに住宅街を歩き進めると、高野の切通しへ。

住宅街の脇にある、何気ないこの道を入っていくと……

わずか数歩で、目の前の景色が一変します。

まるで現代から鎌倉時代へタイムスリップしたような雰囲気。

「昔は、戦になったらこの上から矢や岩が降ってきたのかな……」と、想像してしまいました。

切通しを抜けると、大きな幹線道路へ出ます。

あとは、大船駅まで平坦な道を歩けばOKです。
ここまで、ワタシは3時間弱かかりました。

おつかれさまでした。

歩いて分かった反省点

普段運動は平地のウォーキング7000歩程度の初心者が山歩きをして、初めて分かったことをメモします。

山ではGoogleMAPの表示が真っ白!

Googleマップでは六国見山の山道はほとんど表示されず、地図上では白い場所になっています。

今回、六国見山を歩くにあたって特に役立ったのがYAMAP(ヤマップ)アプリでした。

YAMAPなら登山道がしっかり表示されるため、「今どこを歩いているのか」「この先はどちらへ進むのか」を確認できます。しかも、トイレ情報や登山者による危険ポイントのコメントも確認できるのが便利なところ。

ただし、注意したいのが地図のダウンロードです。
山では電波が届かない場所もあるため、事前に地図を保存しておく必要があります。

無料ユーザーでも地図を2枚までダウンロードできますが、たくさんの山へ行きたい場合は、有料プランも検討するとよさそうです。

トイレ事情には要注意!

六国見山ハイキングで意外に困ったのがトイレのなさです。なさというか皆無

夏場は熱中症対策のため水分補給が欠かせません。しかし、水を飲むと今度はトイレが気になります。

……ところが、山の中には当然トイレはありません。

実際には大量に汗をかくので、「トイレに行きたい!」という感覚は思ったより少なかったのですが、下山して街に戻る頃には「あっ、そろそろトイレ!」となりました(笑)。

幸い、大船方面へ下るルートではクリエイト(ドラッグストア)があったので、お手洗いを借りることができました。

なので、スタート前にトイレを済ませておくことと、下山後に利用できる場所を把握しておくことをおすすめします。

トレッキング用の靴はあったほうがいいかも!

今回、普通のスニーカーで行ったのですが、慣れない山道で足元が不安定なのでもう少し靴にグリップ力がほしかったです。トレッキング用のライトな靴を買おうかなと思案中。

でもね、地元民と思しき方々とすれ違ったのですが、彼らビーチサンダルだったんですよね。。。
慣れってスバラシイ(恐ろしい)。

水筒と塩分について

それなりに汗をかきますので水筒は重要です。
ただし、金属の保冷水筒は重すぎるので、500mlのペットボトルを2本持っていきましたが大正解。軽くて良い!

あと、塩分補給も欠かせません。
塩タブレットの他、ワタシは梅おむすびを持参して休憩したときに食べました。タンパク質補給には、シャケおむすびもいいかも!

当日の服装と準備したこと

当日の装備です。山歩きするなら長袖長ズボン、というのはかろうじて知っておりました。
あと、日傘、地味に必要です。山の中は涼しいのですが、街に出ると陽を遮るものがなにもないので、すごく暑いです。

■服装
・風通しの良い長袖&長ズボン
・タレつき帽子
・スニーカー

■持っていったもの
・紙に印刷した地図
・スマホ
・モバイルバッテリー
・汗拭きてぬぐい
・ペットボトル2本
・梅オニギリ
・ミラーレスカメラ
・折りたたみ日傘

■準備したこと
・GoogleMAPで歩く経路を登録、道順を予習
・ヤマップアプリをインストール&使い方をマスター

携帯したカメラについて

今回の隠れテーマは、ミラーレスカメラ(望遠レンズ)で山歩きの写真を撮ってみたい、でした。

最近、望遠レンズを入手しまして、遠いところがよく撮れることから山歩きで活躍するだろうと思って持っていったのです。

でもね、ワタシの用途には向かなかった。。。

まず、重い。それなりの重さになるので、それを持ちながら山登りするのはなかなか大変でした。

あと、広い場所を空気感含めて撮るのはあまりにも向いていないかも。。。

望遠レンズは遠くの景色を距離を圧縮して撮るには良いんです。
でも、「どこまでも続く獣道」とか「パッと視界が広がる雑木林」などを撮るにはまったく向いていません。

なので、標準レンズにするかスマホと併用するなり何か考えた方が良さそうだと思いました。

あとがき

今回は、明月院通り経由で六国見山に入ったわけですが、ビックリした!の一言でした。
住宅街からすんごい獣道になるギャップが、大変強烈でした。

また、街ン中に歴史遺産があるのね。
山→住宅街→切通し→住宅街→切通し、とコントラストが激しいのが特徴です。

山を歩くならいきなりソロ活動はリスクがあるかもしれません

最初、ホント誰ともすれ違わなくて「世界にワタシ1人?!」みたいな錯覚に陥りました。
これでヘビにでも噛まれてたら、詰みます。
(公園地帯まで来たら、さすがに途中でハイカーの方とすれ違いました)

ここまで藪の中というイメージがなくて、正直面食らいましたのは内緒です。

大船方面から入れば、公園地帯(といっても森というか山)ですし、整備しておられる作業員の方もいるので人の気配がありますが、明月院側は周囲は人の気配がホントに少なく、野生動物がいても不思議ではないような雰囲気でした。

ちなみに、この記事書いているのは、翌日なのですが、ただいま全身筋肉痛です(笑)
もっと体力を付けなければいけませんね。

以上、レポートでした。
次はどこに行こうかな?

ではね!

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