ウチの両親は、人の褒め方・認め方を知らない。ということに、気づいた。
わたしね、両親は健在なんですけど、子どもの頃から両親に褒められた記憶が全くと言っていいほど『無い』んですよ・・・。構われた記憶もない。
なぜかな?そんな悪い子どもだったかな?と今まで自分を責めて思ってたのですが、最近気づきました。
ウチの親は褒め方や、褒めて伸ばすという事を知らない
ここに尽きるんですは。
きっかけは、電話で母と話していて。(ウチの母は話が無駄に長い)
下に兄弟がいるんですが、その子(子というか、イイトシなんですがね)に対して『エライね』といって、労ってるとドヤ顔で話していたことでした。
随分上から目線だな、おい、とわたしは思いました。
エライね、は、主に小さな子どもに対して、言う言葉だと思うんですよね。
大人に対して言う言葉ではないと、わたしは解釈しています。
で、わたしはこう反論しました。
「おかんは、自分が「エライね」と言われて嬉しいものなの?」
と。
「・・・・え?」
という反応でした。
イマイチ分かってない。考えたこともないみたい。
例えば。
毎日夕食作って『エライね』。
違うでしょ。
毎日夕食を作ってくれて『ありがとう』または『助かってる』とか。
の方がまだうれしいでしょ?
そのニュアンスの違いが分からない?
と言ったら、半分くらい納得していたみたいですが、
あの歳まで染み付いた思考はなかなか治らないですよね。
ウチの家族は感謝とか認めるといったことがない。
これも、家を出て客観的に実家を眺めてみて思ったことです。
そういえば、わたし、子どもの時から親に『認めて』もらったことってないなぁと思い出しました。
成績が良くても、絵を描いて美術室に展示されても、ろくに褒められたりした記憶がないんですよねぇ。分かりやすい方法でがんばったのに。
さびしかったな。
で、どうやって対処すればいいのか?という母。
マニュアルじゃないんだから、自分で考えてよ。と正直思いました(^^;
とりあえず、『自分が言われて気持ち良い、感じの良い言葉を使って』とだけ伝えましたけどね。後は知らんがな。
自分がやられて不快なことはしない。
これに尽きる気がいたします。
わたしは、実家(というか主に母)に呪われてる気がします。
思考回路とか考えのクセとか、結構染まってる。
自分の人生なんだから、一個一個吟味していかないとー。
と思ったのでした。
お終い。